ショート動画を手軽に作れるアプリとして人気のCapCut(キャップカット)。中でもテンプレート機能は、動画編集の経験がなくてもプロっぽい仕上がりの動画をサクッと作れると評判だ。
TikTokやInstagramリール向けのおしゃれなテンプレートが豊富にそろっていて、使い方もシンプル。この記事では、CapCutテンプレートの基本的な使い方から、PC版・スマホ版それぞれの操作手順、テンプレート選びのコツまで詳しく解説していく。

CapCutのテンプレート機能とは
CapCutのテンプレートは、あらかじめトランジション・エフェクト・テキスト・BGMがセットになった動画の雛形のこと。ユーザーは自分の写真や動画素材を差し込むだけで、統一感のある動画が完成する。
テンプレートは定期的に新しいものが追加されており、記事執筆時点で7,000種類以上が提供されている。SNSのトレンドに合わせた旬のテンプレートもすぐに反映されるため、流行を押さえた動画作りにぴったりだ。
テンプレートが向いている人
- 動画編集の経験がない初心者
- TikTokやInstagramリールを短時間で量産したい人
- おしゃれな演出を手軽に取り入れたい人
- 編集スキルよりもコンテンツの中身に集中したい人
【スマホ版】CapCutテンプレートの使い方
スマホでCapCutテンプレートを使う手順を、ステップごとに解説する。
ステップ1:CapCutアプリを開く
App StoreまたはGoogle PlayからCapCutをインストールし、アプリを起動する。ホーム画面の下部メニューに「テンプレート」タブがあるので、そこをタップしよう。
ステップ2:テンプレートを選ぶ
テンプレート一覧が表示されるので、カテゴリやキーワードで好みのものを探す。各テンプレートにはプレビュー動画が用意されているため、完成イメージを事前に確認できる。
ステップ3:素材を差し込む
テンプレートを選択したら「このテンプレートを使う」をタップ。カメラロールから写真や動画を選んで、テンプレートの枠に当てはめていく。素材の順番もドラッグで入れ替えられる。
差し込む素材の出来がそのまま仕上がりに直結するので、撮影の時点でブレを抑えておきたいところだ。スマホを固定できる三脚があると、同じ構図で撮り直しもしやすい。
ステップ4:テキストやBGMを調整する
必要に応じてテキストの内容を編集したり、BGMの音量を調整したりする。テンプレートに設定済みのBGMをそのまま使ってもいいし、別の曲に差し替えることもできる。
ステップ5:書き出し・共有
編集が終わったら右上の書き出しボタンをタップ。そのままTikTokやInstagramに直接シェアすることも可能だ。

ただ、外出先で編集していると想像以上にバッテリーを消費する。空き時間にまとめて作業したい人ほど、モバイルバッテリーを1つ持っておくと安心だ。
【PC版】CapCutテンプレートの使い方
PC版CapCutでもテンプレート機能が利用できる。より細かい編集をしたい場合はPC版が便利だ。
PC版での手順
- CapCut PC版をインストールして起動する
- 「新しいプロジェクト」を作成する
- 編集画面のメニューから「テンプレート」セクションを選択する
- カテゴリ(リール、ビジネス、AIエフェクトなど)からテンプレートを選ぶ
- プレビューを確認し、「適用」ボタンをクリック
- タイムライン上で素材を差し替え・編集する
- 書き出して完成
スマホ版との連携
スマホでテンプレートを選択した後、「PCで編集する」オプションを選ぶと、プロジェクトをPC版CapCutに同期できる。スマホでざっくり作って、PCで仕上げるというワークフローも可能だ。
スマホとPCの間で素材をやり取りする機会が増えると、接続まわりの環境も気になってくる。カードリーダーやUSB-A機器をまとめて挿せるUSB-Cハブがあると、受け渡しがスムーズになる。
テンプレート選びで失敗しないコツ
投稿先のプラットフォームに合わせる
TikTokなら縦型(9:16)、YouTubeなら横型(16:9)など、投稿先に合ったアスペクト比のテンプレートを選ぼう。CapCutではテンプレートごとに対応サイズが表示されているので確認しやすい。
素材の枚数を確認する
テンプレートによって必要な写真・動画の枚数が異なる。手持ちの素材数に合ったテンプレートを選ぶと、空欄ができたり余ったりせずスムーズに仕上がる。
トレンドタグをチェックする
CapCutのテンプレート画面には「トレンド」タグが表示されることがある。今バズっているテンプレートを使えば、投稿の注目度が上がりやすい。
テンプレートに含まれるBGMの中には、特定のプラットフォームでのみ利用可能なものがある場合もある。商用利用や外部サイトでの使用を考えている場合は、BGMのライセンス条件を確認しておこう。
CapCut Proでテンプレートはどう変わる?
CapCutには無料版のほかに有料の「CapCut Pro」がある。Proに加入すると、プレミアムテンプレートやAIエフェクトが解放され、選べるテンプレートの幅がぐっと広がる。
CapCut Proの料金は改定されることがあるため、契約前にCapCut公式サイトで最新情報を確認しよう。記事執筆時点では、月額1,300円程度で提供されている。
無料版でも十分な数のテンプレートが使えるので、まずは無料で試してみて、物足りなくなったらProへのアップグレードを検討するのがおすすめだ。

テンプレート活用の注意点
テンプレートをそのまま使うとオリジナリティが出にくい
人気テンプレートは多くのユーザーが使っているため、そのまま投稿すると他の動画と似た印象になりがち。テキストやカラーを変更したり、BGMを差し替えたりして、自分らしいアレンジを加えよう。
素材の画質に気をつける
テンプレートのクオリティが高くても、差し込む素材の画質が低いと仕上がりがチグハグになる。できるだけ高解像度の写真・動画を使うことを意識しよう。
解像度だけでなく、ブレの少なさも仕上がりの印象を左右する。歩きながら撮るカットが多いなら、スマホ用のジンバルを使うという選択肢もある。
著作権のある素材を使わない
テンプレートに差し込む素材は、自分が撮影したものか、著作権フリーの素材を使おう。他人のコンテンツを無断で使用すると、プラットフォームのガイドライン違反になる可能性がある。
よくある質問(Q&A)
Q. CapCutのテンプレートは商用利用できる?
CapCutの利用規約では、商用利用に関する制限が設けられている場合がある。企業のプロモーション動画や広告素材としてテンプレートを使う場合は、CapCut公式の利用規約を確認しておこう。
Q. テンプレートのBGMだけ変更できる?
可能だ。テンプレートを適用した後、タイムライン上のBGMトラックを削除し、別の音楽ファイルをインポートすれば差し替えられる。
Q. 自分でテンプレートを作成することはできる?
CapCutでは、自分が作成した動画をテンプレートとして保存・共有する機能も提供されている。オリジナルのテンプレートを作って公開することも可能だ。
テンプレートを使ったおしゃれな動画の実例アイデア
旅行Vlogのダイジェスト
旅行先で撮影した写真や短い動画クリップを、テンプレートに差し込むだけでまるでプロモーション映像のような旅行Vlogが完成する。BGMと場面転換のタイミングがあらかじめ設計されているため、素材を並べるだけで見栄えの良い作品になる。
商品レビューのビフォーアフター
ビフォーアフター系のテンプレートを使えば、商品の使用前後の変化をドラマチックに見せることができる。美容アイテムやDIY用品のレビュー動画に効果的だ。
ビフォーアフターを見せる場合、前後で明るさが変わってしまうと比較になりにくい。光の条件を一定に保てるリングライトがあると、同じ見え方で撮りやすくなる。
イベントの思い出スライドショー
結婚式・誕生日パーティー・卒業式などのイベント写真をエモーショナルなスライドショーにまとめるのもテンプレートの得意分野。ゲストにシェアすればきっと喜ばれる。
ビジネスプレゼンの動画化
企業のサービス紹介やプレゼン資料をテンプレートで動画化すれば、静止画のスライドよりも訴求力の高いコンテンツに仕上がる。会議やSNS広告での活用にも向いている。

Q. テンプレートを使った動画でフォロワーは増える?
テンプレートを使えば視覚的に整った動画が作れるため、視聴者の第一印象は良くなりやすい。ただし、フォロワーを増やすにはコンテンツの中身やテーマ選びも重要だ。テンプレートはあくまで見た目のクオリティを底上げするツールとして活用し、内容面の充実にも力を入れよう。
Q. テンプレートの著作権はどうなっている?
CapCutが提供するテンプレートは、CapCutのプラットフォーム上での利用を前提にライセンスされている。テンプレート自体をそのまま他のサービスで再配布することは禁止されていることが多い。利用規約の詳細はCapCut公式を確認しよう。
テンプレートの世界は日々新しいものが追加されている。定期的にCapCutのテンプレートページを覗いて、新しいトレンドやスタイルの変化をキャッチしておくと、常にフレッシュな動画を制作し続けられるだろう。
まとめ
CapCutのテンプレート機能は、動画編集のハードルを大幅に下げてくれるツールだ。スマホでもPCでも使えて、7,000種類以上のテンプレートから選べるのは大きな魅力だろう。
- テンプレートを使えば素材を差し込むだけでおしゃれな動画が完成する
- スマホ版・PC版どちらでも利用可能で、連携もできる
- 投稿先のアスペクト比やトレンドに合わせたテンプレート選びが大切
- 無料テンプレートだけでも十分だが、Proならさらに選択肢が広がる
- オリジナリティを出すために、テキストやBGMのアレンジを加えよう



