動画編集スクールの中でも知名度が高い「デジタルハリウッド(デジハリ)」。オンラインで学べる動画クリエイター講座が気になっているけれど、実際の評判はどうなのか、受講料に見合う価値があるのか、不安に感じている人も多いだろう。
この記事では、デジハリオンラインの動画編集講座について、受講者のリアルな口コミや特徴、メリット・デメリットを徹底的に解説していく。スクール選びで迷っている方の参考になれば幸いだ。

デジハリオンライン動画クリエイター講座の基本情報
まずは講座の基本的な情報を整理しておこう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | デジタルハリウッド株式会社 |
| 講座名 | 動画クリエイター講座 |
| 受講形式 | 完全オンライン |
| 受講期間 | 約6ヶ月 |
| 学べるソフト | Premiere Pro・After Effects |
| その他 | 企画・マーケティングも学べる |
デジタルハリウッドは1994年設立のクリエイター養成スクールの老舗で、映像・Web・ゲーム業界に多くの卒業生を輩出してきた実績がある。そのオンライン版として提供されているのがデジハリオンラインだ。
デジハリオンライン動画編集講座の良い口コミ・評判
受講者の声をリサーチした結果、以下のような良い口コミが多く見られた。
カリキュラムが体系的でわかりやすい
「動画制作の基礎から応用まで、順序立てて学べるのが良かった」という声が多い。トップクリエイター監修のカリキュラムということもあり、学習内容の質に満足している受講者が多い印象だ。Premiere ProとAfter Effectsの両方を学べる点も好評だ。
企画やマーケティングまで学べる
「編集技術だけでなく、動画の企画力やマーケティング視点も身についた」という口コミも目立つ。技術だけでなくビジネス視点を持ったクリエイターを育成するカリキュラムになっている点は、デジハリの強みと言えるだろう。
Audiostockとの提携が嬉しい
受講生は6ヶ月間、音源サービスAudiostockを無料で利用できる。動画編集にBGMや効果音は欠かせないので、これは嬉しい特典だ。
ただし音まわりは、再生する機器によって聞こえ方が変わる。BGMとナレーションの音量バランスを判断するなら、編集用のモニターヘッドホンを1本用意しておくと迷いにくくなる。
補助金制度で受講料を抑えられる
経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象講座になっており、条件を満たせば受講料の最大70%がキャッシュバックされる。この制度を活用すれば、実質的な負担をかなり抑えられる。

デジハリオンライン動画編集講座の気になる口コミ・デメリット
良い口コミがある一方で、注意すべき点も見られた。
受講料がやや高め
デジハリオンラインの動画クリエイター講座は、他のオンラインスクールと比較すると受講料が高めに設定されている。補助金制度を活用できない場合は、費用面での負担が大きくなる可能性がある。
自主学習の姿勢が求められる
オンライン完結型のため、学習ペースは自分次第。「通学型と違ってモチベーション維持が大変」という声もある。計画的に学習を進められる人でないと、途中で挫折するリスクがある。
自宅で学習を続けるなら、机まわりを「作業する場所」として整えておくのも一つの手だ。手元が暗いと画面との明暗差で目が疲れやすいので、デスクライトを足すだけでも机に向かう時間が過ごしやすくなる。
案件獲得のサポートは自主性が必要
卒業後のキャリアサポートはあるものの、案件獲得を保証するものではない。スクールで学んだ後は、自分でクラウドソーシングやSNSを活用して営業していく必要がある。
スクール選びでは受講料だけでなく、カリキュラム内容・サポート体制・補助金の適用条件を総合的に比較することが重要だ。
デジハリオンラインが向いている人・向いていない人
向いている人
- 体系的なカリキュラムで基礎から学びたい人
- Premiere ProとAfter Effectsの両方を習得したい人
- 企画力やマーケティング視点も身につけたい人
- 補助金制度を活用して受講料を抑えたい人
- 自分のペースでオンライン学習を進められる人
2つのソフトを並行して学ぶと、操作を思い出せずに手が止まる場面が出てくる。動画で流し見した内容を紙で引き直せるよう、Premiere ProやAfter Effectsの解説書を副読本として置いておく人も多い。
向いていない人
- できるだけ費用を抑えてスキルを身につけたい人
- 対面で直接質問しながら学びたい人
- モチベーション管理が苦手な人
- 短期間(1〜2ヶ月)で集中して学びたい人
デジハリと他の動画編集スクールとの比較
デジハリオンラインの特徴を、他の動画編集スクールと比較してみよう。
| スクール名 | 特徴 | 学習形式 |
|---|---|---|
| デジハリオンライン | 老舗の信頼感・企画力も学べる | オンライン |
| studio US | 料金が安い・無期限サポート | オンライン |
| デイトラ | コスパ重視・YouTube特化 | オンライン |
| デジハリSTUDIO by LIG | 通学可能・コワーキング利用可 | 通学+オンライン |
デジハリオンラインの強みは、長年の教育実績に裏打ちされたカリキュラムの質と、企画・マーケティングまでカバーした総合的な学習内容にある。単に編集ソフトの使い方を学ぶだけでなく、動画クリエイターとして幅広いスキルを身につけたい人に向いている。

受講前に確認すべきポイント
補助金の適用条件
リスキリング支援事業の補助金を利用する場合は、申請条件(在職中であること等)を事前に確認しておこう。条件を満たさない場合は通常料金での受講となる。
必要なパソコンスペック
Premiere ProやAfter Effectsはそれなりのスペックが必要だ。受講前にパソコンが推奨スペックを満たしているか確認しておこう。メモリは最低でも16GB、できれば32GBが望ましい。
デスクトップPCや増設に対応したモデルなら、メモリを足すだけで動作が変わるケースもある。受講開始前に空きスロットと対応規格を確認しておくと、あとで慌てずに済む。
学習時間の確保
6ヶ月の受講期間中、コンスタントに学習時間を確保できるか考えておこう。仕事をしながら受講する場合は、週に何時間くらい学習に充てられるかをシミュレーションしておくと安心だ。
デジハリオンライン卒業後のキャリアパス
フリーランスの動画編集者
卒業後、クラウドソーシングやSNSを活用してフリーランスとして活動する道がある。デジハリで学んだ企画力とマーケティングの知識は、クライアントへの提案時に大きな武器になる。単なる「編集だけできる人」ではなく、企画から提案できるクリエイターとして差別化を図れるのが強みだ。
映像制作会社への就職・転職
デジタルハリウッドは映像業界との太いパイプを持っている。卒業生の中には映像制作会社やテレビ局関連の仕事に就いた人もいる。業界内での知名度が高いスクールなので、就職活動時にデジハリの卒業歴がプラスに働く場面もあるだろう。
企業内の動画担当者
近年は多くの企業がSNSやYouTubeでの動画マーケティングに力を入れている。社内で動画コンテンツを制作できる人材への需要は高まっており、現在の職場でスキルアップを図りたい人にとっても有効な選択肢だ。
参考:CREATIVE VILLAGE(クリエイター向け求人・情報サイト)
デジハリオンラインを効果的に活用するコツ
学習スケジュールを可視化する
6ヶ月の受講期間を週単位で区切り、「今週はここまで進める」という目標を立てよう。スケジュールをカレンダーやノートアプリで管理すると、進捗が見えてモチベーションを維持しやすくなる。
アプリで管理してもいいが、6ヶ月を月単位で俯瞰したいならマンスリータイプの手帳のほうが把握しやすい、という声もある。自分に合う管理方法を早めに決めておきたい。
質問サポートを積極的に使う
わからないところは遠慮せずにどんどん質問しよう。質問サポートを使わずに自力で解決しようとすると、無駄に時間を使ってしまうことがある。せっかくのサポートなので、フル活用するのが得策だ。
受講中にポートフォリオを完成させる
カリキュラムの課題をそのままポートフォリオに組み込めるケースもある。受講中に最低3本のサンプル動画を完成させ、卒業と同時に案件獲得活動をスタートできる状態を目指そう。
参考:Vimeo(動画クリエイター向けポートフォリオプラットフォーム)
Q&A:デジハリオンライン動画講座に関するよくある質問
Q. 動画編集がまったくの未経験でも受講できますか?
A. 未経験者向けのカリキュラムになっているので問題ない。基礎的なパソコン操作ができれば、ゼロから動画編集スキルを身につけることができる。
Q. 受講後すぐに仕事を獲得できますか?
A. スクールで学んだ知識とスキルは武器になるが、案件獲得は自分の営業力次第だ。受講中にポートフォリオを作成し、卒業後すぐに活動できる準備をしておくのがおすすめだ。
Q. 途中で挫折しないか心配です
A. オンライン学習は自己管理が重要になる。デジハリには質問サポートや学習進捗の管理機能があるので、それらを活用しながら無理のないペースで進めていこう。
Q. デジハリオンラインとデジハリSTUDIO by LIGはどう違いますか?
A. デジハリオンラインは完全オンライン型、デジハリSTUDIO by LIGは通学も可能なハイブリッド型だ。対面での指導やコワーキングスペースの利用を希望するならSTUDIO by LIG、場所を選ばず学びたいならオンラインが向いている。
Q. 受講料の分割払いは可能ですか?
A. 分割払いに対応しているケースが多いが、具体的な支払い方法は公式サイトや無料相談で確認してほしい。補助金制度の適用条件と合わせて、費用面を事前にシミュレーションしておこう。
まとめ
デジハリオンラインの動画クリエイター講座は、体系的なカリキュラム・企画やマーケティングを含む総合的な学習内容・老舗スクールとしての信頼感が魅力だ。補助金制度を活用できれば費用面のハードルも下がる。
一方で、受講料の高さやオンライン学習ならではの自己管理の必要性は、受講前に理解しておくべきポイントだ。自分の目標・予算・学習スタイルに合っているかをしっかり見極めた上で、受講を検討してほしい。


